山の自主トレ

中国地方を中心に山、沢、海で自主トレしながらアウトドアライフを楽しむ記録

魚と山菜

メンバー:dai、jeni

週末の休みは2日しかない。釣りもしたいし、山菜も取らねばならない、クライミングもしたい...天候が良いのでなるべく詰め込んでみる。

遠投ができるようなった(^o^)

周防大島へアジの状況を確認しに金曜日の夜に移動する。夜中にサビキをしてみるが全く連れる気配なし(ー_ー)!!。メバルもつれないし、しばらく仮眠。

朝マヅメになっても波止付近では一向に釣れる気配がなく、ウキサビキをするべくウキ止めの結び方を勉強する。そして遠投~!なんとうまくいった(^O^)。

チダイ(ヒメダイ)が釣れた

アジを狙ってウキサビキをするが、なぜか鯛がつれた。メデタイネ~!

夕暮れまでに秋吉台でワラビも採らないといけないので、昼で見切りをつけて秋吉台へ移動。

けっこうしんどいが、いざ秋吉台

去年見つけたワラビの聖地を目指す。やっぱ、あるね~。

あっと言う間に3袋

1時間弱でざっと3袋ほどになり、今年の目標は達成。ちなみに今年は45Lのザックを持参、ちょうどよかった。

なかなかの重量です

帰りに灰を買いアパートでアク抜き。今年は去年の倍採れた。

今年はタライ2つでアク抜き

そこまでは予定通りだったが、翌日はワラビの洗浄が予想外に大量で、かつ仕事の電話がジャンジャンかかってきて、クライミングは断念。。。

出荷状態になりました(^_-)-☆

夜中までかかってジップロックにワラビを袋詰め。もはや趣味と言うより労働ですね・・・チャンチャン♪。

絵下山

メンバー:dai、mahiro

去年の桜シーズンは黄金山へ、今年は散策したことのない広島の地上波テレビ塔の基幹局のある山、絵下山を歩いてみた。

登山靴を新調~

次男坊に登山靴を新調し、そこまで苦痛でない山をチョイス。焼山側の墓地のあたりから北トレーニングルートという階段の多いルートを辿り、絵下山山頂へ。

へ~、ここが絵下山の山頂なのか!

車道からは見えない位置に山頂があった。なるほど。

そこから少し下り、1の段、2の段、3の段と言われるルートを通り、デジタルテレビの鉄塔を迂回する。おそらく一番上の1の段を通ったんだろう。

展望地から市街を望む

トイレのある広い場所(展望地?)まで歩き、広島市内の景色を楽しむ。

帰りは南トレーニングルートの急坂を下り、多少迷いながらも墓地まで下った。

数多くの登山ルートが存在する山なので、またいつかくることがあるだろう。

今年の花見登山

 

イノシシ解体

メンバー:dai、shikaou、jeni、fumi、shiba

イノシシが捕れたら解体、捕れなかったら三倉クライミング...そんなノリの週末。そしてまさかのイノシシ捕獲Σ(゚Д゚)。

イノシシ捕獲、しかもデカい!

朝に捕れて、そこから血を抜いて、解体は午後2時からとなった。師匠のほか福山からも悪友が参加して総勢5名での解体となった。

解体中~

人数が多いと分け前は減るが作業負担も減る。あっという間に解体できた。

だいぶ慣れてきた

解体場所を提供してくれた猟師さんがタンを焼いてご馳走してくれた。美味し!

タンの塩焼き、猟師飯?

2時間チョイで解体作業を完了し、自宅で小分けにする。

今回はその後の調理を考えてかなり丁寧に小分けにする。筋膜に沿ってなるべく細かく分割し筋を取り除く。解凍後に繊維に沿って垂直にスライスするだけで調理できるイメージで小分けにしていく。

こんか感じでラップに包む

数日後、解凍して調理したところ、いい感じに小分けできていたことを実感。

食べ比べしてみよう

小分けにした部位をあれこれ食べ比べした結果、弾力があるほうからバラ→前足→後足→ロース→ヒレの順となった。

弾力のあるバラ、前足は鍋にすると存在感があるだろう。焼肉にする場合は後足、ロースあたりが食べやすいと感じた。

こんな機会を与えてくれた猟師さんと師匠に感謝、感謝。

クレイジーな師匠と猟師さん

 

切籠・切窓沢(敗退)

メンバー:dai

前日のクライミングで上半身が筋肉痛なので、萩方面の魚の状況確認を兼ねて阿武川の切籠・切窓沢を狙ってみた。

今回の軌跡

正直なところ、ダム湖の縁を通るし薄暗いしソロで行くにはメンタル的に厳しい沢だった。橋を渡ってすぐのところを入っていったが、それはあまり意味が無かった。

この沢筋は目的地ではない

目的の沢の手前に伏流水の沢筋があり、そのあたりで詰まってしまった。つーことで沢は諦めて切窓の偵察に気分を切り替えて急登を上がってみると、なにやら整備された歩き道にぶち当たる。

切窓の取付へのルート、わかりやすい

青色のテープに導かれ、切窓の取付に辿り着く。

切窓の岩場、左に整備中のロープ有り

そもそも切窓の取付を横切ってそこから下降するようになっているので、また沢に行く決心をして下降する。が、やはり水量が多いのか湖面近くはトラバース不可能。初っ端から濡れるわけにはいかない。

沢の取付きはすぐそこだが、トラバース道なし

完全に沢は諦めて、切窓の偵察に切り替えた。来た道を戻り窓へ向かってみる。

これがあるから窓なのね

蛇に遭遇しながら窓に攀じ登り、そこから更に岩場の縁を攀じ登り切窓の後ろ側の岩峰に強引に出た。

切窓の後ろの岩峰より

ルート的にはこのまま北側へ進めば沢の出渓点に行けると思う。不安だが道なき道を進むと何となく踏み跡が出てきて、さらに進むと登山道に合流した、安堵。

時間はあるので登山道が何処まで続いているのか暫く歩いてみたが、どうも峠を越えたら北側の集落に出てしまいそうなので途中で撤退。

出渓ポイントの堰堤は確認

川魚もいないし木耳もないし、ダラダラ下りていると椎茸が生えていた。これを今夜の食材にしよう。

立派な椎茸

さて下山後、次の目的は越ケ浜での海釣り。2時間ほど頑張ってみたが良いサイズのカサゴも釣れないしアジも釣れないし、萩の海は釣れそうにないことを確認して本日終了~。

すんげえ小っちゃいカサゴちゃん

獲物はあまりなかったが、雨も降らず久々に身体を動かせた週末だった。

山口・亀山 2024年シーズンスタート

メンバー:dai、shikaou

雪山シーズンも終わり、リハビリを兼ねて亀山で練習。まぁ、もともとの力量がほぼ0なので、リハビリしなくても行くだけ成長が見込める筆者ですが・・・。

アップは天使の階段10b

天使の階段5.10bでアップするも上部を左へ逃げてしまった、反省。

その後、稜線のマリア5.10b、ダイヤモンドクラック5.9&ウネウネ5.10dを登って、どらえもんクラック5.9へ。

どらえもんクラック、最後はやっぱドラえもんだった!

その後はどらえもんと同じエリアのスタンドバイ三―5.10a、エクササイズ5.10dをやってみるがなかなか手強い。師匠も腕がやばいらしく隣の5.10aをやってみるが浸み出しで難易度があがり結構手こずってる。

10aでも侮れない

結局7~8本くらい登って腕や肩が痛くなったので終了した。

下山時にミカン畑の方向にキノコ探しに行くが、キノコはなく代わりにタラの芽をゲット。春の息吹を感じた今日この頃でした。

夕方に桜の開花状況を確認、8分咲き

 

大山・槍尾根

メンバー:dai、shikaou

もう2月で雪山は終わりだろうと考えていたが、予想外に降雪が続き気温も低いのか山頂は2月よりも積雪量が多いように思え、ワンチャン南面の槍尾根~天狗ヶ峰~振子沢~鳥越峠の周回を狙う。

今回の軌跡

今回も金曜の夜に移動、山麓でテントを張り広島の牡蠣で一杯、最高です!

身がデカい!

5:00起床、江府のローソンに行ってみるとまさかの営業時間外(ー_ー)!!。仕方なく根雨のローソンまで戻り朝飯ゲット。今後のために記録に残す。奥大山スキー場の駐車場で装備を整え健康の森登山口へ、6:40久々の雪山スタート。

まだギリ締まっている

スキーのトレース跡ならギリ締まっているので、なんとかズボらずに歩ける。トレースが無くなってくると歩きにくいのでさっさと尾根に取り付く、多少尾根の方が歩きやすい。

槍尾根に取り付く

8:00 1,405mピークに到着、たっぷりと雪が付いた尾根はまるで東北の山のようだった。

雪がたっぷりの南面

鉄柱ピークというのを目指して高度を上げていく、快適な雪歩き。三の峰までは以前登ったことがあるがガスが多かったのと時間が経っているせいで所々記憶がない。鉄柱ピークも来てみたら記憶が戻った。

確かにこんなんあったわ、鉄柱ピーク

ここから三の峰までが核心。下の見えないピークの下降をshikaouが進んでいく。

前回は巻いたが、今回は直接下りた

槍ヶ峰が見えてきた、カッコいい。

槍ヶ峰に向かう

槍ヶ峰へは登らずに下部をトラバースする。高度があるので念のためロープを出したが、そこまで難しくはない。

槍ヶ峰下部のトラバース

9:50核心を超えて小休止、天気も良く無風になってきたので師匠が周囲を確認したいとドローンを飛ばす。

ドローンで遊ぶ師匠

無事に撮影を終えて天狗ヶ峰を目指す。もうぜんぜん難しくない。

10:40天狗ヶ峰付近の縦走路に到着、三鈷峰、野田ヶ山、甲ヶ山、振子山、振袖山、烏ヶ山が見渡せる。

縦走路に到着

稜線の積雪は確かに2月末より増えている。安心感のある縦走路を振子沢まで進み、振子沢のBCゲレンデを壊すようにダラダラと下る。このあたりからアイゼン団子が酷くなってくる。振子沢のトップで11:00。

振子沢、下からスキーヤーが上がってくる

振子沢の下部から膝下~股下までの締まりのない雪になり非常に歩きにくい。駒鳥小屋を経由し鳥越峠の登りはいつも最悪、暑いわ足を取られるわ・・・。ヘロヘロになりなりがら14:30健康の森登山口へ、1時間半はロスったな~。

やっと着いた、足腰が痛いぜ~

フキノトウが道路脇に芽吹いているのを探しながら駐車場まで歩く。途中、今シーズンはワンチャンもう一回雪山に行けるかなと話をしていたが、午後がこんな調子だともう無理だな。まぁ、今シーズンは5回も登攀でき満足の行く雪山シーズンだった。ログを集めるとこんなになった。

2023-2024 冬季の大山まとめ

大山のログを束ねるのも面白いかも・・・と思うようになってきた(笑)。

大山・天狗沢

メンバー:dai、shikaou、fumi、jeni

4連チャンで大山の北壁。おそらく今シーズン最後の大山なので下山後にビールでも飲んで帰ろうということで時間を調整しながらの山行。14時下山を逆算すると...「天狗沢ですね」とクレイジーな師匠がとんでもない場所をチョイス(゚Д゚;)。

今回の軌跡

今回も金曜の夜に移動。山麓でテントを張り小宴会。翌日は5:00起床、少し遅めの6:20大山駐車場を出発。jeniは夏山登山道に向かい、野郎3人で元谷方向へ。7:00元谷堰堤、そこから天狗沢の取付きに進む。

天狗沢の取付きへ

ラッセルしながら氷が見える取付きへ。マジ?氷壁になっている!中国地方でこんな場所があるとは...

ガチガチの氷壁を登るshikaou

8:20ロープとアイススクリューを準備し、師匠がトップで登り始める。なかなか氷が薄くて手ごわそうな感じ。

氷壁を的確に登るshikaou

なんだかんだと言いながらも着実に氷壁を登る師匠。スクリューのセット方法、セットする場所など勉強になる。

上から見た感じ

4ピッチほどはスクリューが使える氷があったが上部はスクリューが効く場所もなく、当然支点を取れる場所もなくノーザイルで進むことになる。

覚悟を決めてノーザイル

後半は氷ではなく、サクサクした感じの雪面なのでノーザイルで進める。下を見ると絶望感しかないが、落ちない前提で基本の3点支持を守りつつ雪の繋がっている場所を慎重に進む。

あと少しで傾斜が緩む

休憩はしたいが、アイゼンの爪しか刺さらないのでなかなか休憩は取りづらい。ゆっくり目に足を動かしながら脹脛(ふくらはぎ)を温存する。あの岩稜の右側み回り込めば傾斜が緩むはず。

岩稜帯を右へ回り込む

なんとか岩稜帯を回り込みブッシュがちらほら目立つ場所に出る。傾斜も緩いし視点も取れるし、安堵~。最後の力を振り絞り縦走路へ。

この最後もきつかった

脹脛(ふくらはぎ)が乳酸だらけで、最後も緩斜面もかなりきつかったが、12:11縦走路へ合流~。お疲れ様でした。

剣ヶ峰でしばし休憩

剣ヶ峰でしばし休憩して夏山登山道経由で下山する。Jeniは既に下山してCafeに居るらしいΣ(゚Д゚)。

だいぶ雪が減っている

2週間前よりは雪が減り、だいぶ歩きにくくなった細尾根を攻略し、14:20ほぼ予定通りに下山!温泉につかり、17:00から久々の大山地ビールを堪能。ピルスナーと黒ビールのハーフ&ハーフが最高だった。(黄金比を発見)

かんぱ~い!

来週から暖かくなるので今シーズンの雪山はこれが最後かもしれないが、大山北壁を4週連チャンで登れて満足のいく雪山シーズンだった。また行きましょう!