山の自主トレ

中国地方を中心に山、沢、海で自主トレしながらアウトドアライフを楽しむ記録

二谷(三段峡) 沢登り

メンバー:dai、fumi

福山の悪友からの誘いで二谷(三段峡)を遡行。そろそろシーズンも終わりなので遡行しがいのある沢に誘ってもらってラッキーだった。

二谷(三段峡)の軌跡

7:30戸河内ICに集合し三段峡へ。装備を整え8:00出発、ぐる瀬手前の東屋から入渓して8:40二谷スタート、雨も降り、洞窟みたいな場所もあり、なんとなく薄暗く冒険的な感じ。

雨も飛沫も同じ、濡れながらガンガン進む

最初からボルダーチックで息が上がる。F1~F3は適当にこなし、10分ほどでF4の黒滝へ到着。スラブチックな登りなのでフェルト靴の自分が下部をリードする。上部の落ち口のトラバースはfumiが難なくこなす。

F4の黒滝、右側を登る

F4を超えた後は小滝をこなして最終F11のひな壇を目指す。途中右から支流が入り込むが、水量から判断して左が本流だろうということで左を進む。この沢は支流が多いので注意が必要だ。

小滝も楽しい

10:10、F4がボスと勘違いしていた自分にいきなりF8が姿を現す。右側を登り下段でトラバースだと打ち合わせしたが、fumiが上段トラバースに変更。上段は支点がないのでハーケンで支点を構築する。

F8の上段トラバース、冷たそう・・・

見事にトラバース、手がかりはあるが足元が見えない

10:50、続いてF9。泳いでチムニーを登るとあるが、おそらく左岸側のチムニーだと思われる。

ここからでは見えないが右にチムニーがある

空荷で挑戦してみるが、水面からの下部が上がれないので断念。右岸側のスラブチックな草付きを登る。

F9は左の草付きを登る、雨が降っているので結構怖い

11:50、F10へ到着。登るラインは分かるが水量が微妙に多いかも。右の水際を飛沫を受けながらfumiがリード。支点構築に時間がかかるがなんとか登りきる。

F10、なかなか厳しい登攀となる

F10以降、左右から支流から入り込むので地図を確認しながら本流を進む。そして12:25、やっとF11。ひな壇と呼ばれているらしい多段の滝に到着。

F11、ひな壇の滝、インスタ映えスポット?

腹も減ったのでパンをかじりながら大休止。大休止後は少しヌメるがフリーで好きなルートでF11を超える。

F11ひな壇の突破

ひな壇でほぼ二谷は終了。次は林道を目指す。意外と小滝が続き、相変らず二俣のシチュエーションが出てくるが的確に判断しながら林道を目指す。

水量が少なくなり、傾斜が増す

段々と水量は少なくなり、13:15、標高1,000m弱で林道へ突き当たる。

林道、到着~

草ボーボー、既に成長した檜のある林道を下り、登山道を目指す。

30分少々林道を歩き、小一時間急傾斜の登山道を歩き、14:30三段峡駐車場へ到着。

なかなかの林道です!

最終的に9.3km歩いた。三段峡到着時には雨は上がっていた。

これが今シーズン最後の沢登りになるか否かは不明だが、ボルダーチックで登攀もあり、今の自分のスキルに適した良い沢だった。また来ることがあるだろう・・・。