山の自主トレ

中国地方を中心に山、沢、海で自主トレしながらアウトドアライフを楽しむ記録

細見谷 沢登り

メンバー:dai、柴本、佐藤

現在、吉和~匹見の間の国道488号線が通行止めのため、諦めかけていた細見谷。国道488号線の東側に走っている林道(大向長者原線)の存在を教えてもらい車2台の配置で遡行を計画した。

細見谷の遡行記録

7:10ストアnakazawaに集合し、恐る恐る大向長者原線を進むが、国道488線より道幅も広く、7:30なんの問題もなく十方林道の入口へ到着する、途中熊が林道を横断していた。装備を整え、1台の車を残置し立野キャンプ場へ移動し、8:20アブと格闘しながらも無事に入渓~。

入渓~、水量は平常時と思われる

最初の堰堤、左岸から行く

河原歩きと適度な泳ぎが続く不思議な沢の始まり。水流が早いので河原歩きも足元の反射が多く底が見えず歩きづらい。そんなことを言いつつガシガシ進む。

どちらかといえば泳ぎの沢ですね

9:45緑が眩しく見える斜面に熊がいたらしく、柴ちゃんが「熊がおった~」と示してくれたが、逃げた後で後続の2人には樹木が揺れているだけで熊は見えなかった。

平凡な河原歩きが多いのであえて困難な場所を進む2人

二の谷を過ぎ、10:30やっとF6が出てきた。水流が早い。

今回の中ボス、F6

登れそうなのは左岸側だが水流が早いので、近づけるのかどうか...。

佐藤ちゃんがひとまず偵察しに行くが、すんなりと核心部手前までは進んだ。

すんなりとF6に近づけた

そして立ちあがる場所もあるようだ

しかし、その後は流されて戻って来る。どうやら、この先が核心のようだ。

柴ちゃんが荷物無しで偵察に行く。核心部はマッチできるガバと、その先の左上にナイスなガバがあり、その2手を取り水中の足場を使えば、なんとか水流の向こうの左岸下に入り込むことができる。

F6の核心部、水面ギリギリを狙えば突破可能

その後も河原歩きと適度な小滝が続く。Mなのか面倒くさいルートを選んで進んで行く。

ややこしい所を進む、好きですね~

11:20本日のラスボスのF8大竜頭の滝に到着。

F8大竜頭の滝

なんか大木が引っかかってるΣ(゚Д゚)。明らかに大木のある左岸側の方が簡単そうなので偵察に行ってみるが、簡単に上がれそうなので、結果そのまま進んだ。

F8はフリーで上がれた

F8を超えるとS字ゴルジュが出てくるはずだが、なかなか出てこない。また河原歩きと泳ぎを繰り返す。

ヘツったり

水流に抗ったり

12:56やっとS字ゴルジュと思われる場所に到着。水流が弱いのでヘツるより泳いだ方が早そう。

あの奥がS字ゴルジュ

泳いでまえ~

Sゴルジュど真ん中

長いゴルジュかと思ったら一瞬だった。ほんとにS字のみ。結果、水の中と突破。まあ、上から見るとかっこいい。

上から見たS字ゴルジュ

ここから堰堤までが長い。すぐ堰堤かと思ったが1時間近く河原を歩いた。

 

最後の河原歩きが長~い

14:00やっと大堰堤が見えた。あと少し。

大堰堤の前で記念撮影

堰堤は水流の多い右岸側を登る。本日の最後のシャワークライミング

堰堤の右岸側を登る

 

堰堤を過ぎたあと、直ぐ林道が見えると思ったが、なかなか見えない。

堰堤を超えたが・・・

林道が近づくまで進んでみるかと数百メートル進んでみたが、林道への斜度が大きくなるだけで上がれそうにない。地形的に堰堤の上の支流あたりから上がった方が良くないかとの結論になり、堰堤まで戻る。

あ!何かある

とりあえず傾斜の緩そうなところを見定めて藪漕ぎしようと覚悟したところ、「あ、何か目印がある」とテープを見つけ、ジグザクした踏み跡を登っていく。

ジグザクした踏み跡

14:35十方林道へ到着、残すところあと林道歩きのみ。

イェ~い、林道へ合流

あとは約1時間20分、林道をガツガツ歩き16:00にデポ車へ合流~。なんとか帰れてホッとした。

ビンゴ~、デポ車が見えた!

道のりが長いので心配な山行だったが強力な2人がいて助かった~。また行きましょう!